白内障とは瞳の奥にある水晶体という部分が、加齢などによって白く濁り、視力が低下する病気です。人の目は、よくカメラにたとえられますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。
水晶体は直径9mm、厚さ4mmの凸レンズの形をしていて、膜に包まれています。正常な水晶体は透明で、光をよく通しますが水晶体が濁ってくると、光がうまく通らず乱反射して視力の低下や白く霞んで見えたりと、日常生活に支障が出てきます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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AM 9:00~12:00 |
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PM 4:00~7:00 |
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手術日 | ● | - | ● | - | - | - | - |
【休診日】日曜・祝日【午後休診】木曜・土曜
白内障とは瞳の奥にある水晶体という部分が、加齢などによって白く濁り、視力が低下する病気です。人の目は、よくカメラにたとえられますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。
水晶体は直径9mm、厚さ4mmの凸レンズの形をしていて、膜に包まれています。正常な水晶体は透明で、光をよく通しますが水晶体が濁ってくると、光がうまく通らず乱反射して視力の低下や白く霞んで見えたりと、日常生活に支障が出てきます。
このような症状があればお気軽にご相談ください。
正常な見えかた
白内障を発症した場合の見えかた
当院では薬物療法を行ってまずは改善を図ります。
その後の経過を見て手術が必要な場合、ご相談をさせていただきます。
白内障の治療は、初期症状の場合、点眼薬を使用します。
ですが、一度濁ってしまった水晶体は、薬で透明に戻すことはできないので、あくまでも病気の進行を遅らせるという目的になります。
点眼麻酔でほとんど痛みを感じることなく行われます。まず、眼のまわりの皮膚を消毒し、顔に清潔な覆いをかけて、開瞼器と呼ばれる器具で眼を開けます。つづいて、角膜を約3mmほど切開します。
にごった水晶体を取り出すために水晶体の前の膜を直径約5mmの円形状に取ります。超音波白内障乳化吸引装置を用いて水晶体の中身を砕いて吸い出します。
空になった水晶体内に直径約6mmの眼内レンズを折りたたんで挿入します。
眼内レンズは眼内レンズを支える脚により水晶体内に固定されます。
眼内レンズとは、吸い出した水晶体の代わりとなる人口水晶体です。眼内レンズには、ピントが合う距離が1つの単焦点レンズ、ピントが合う距離が複数の多焦点レンズがあります。
当院では、患者様の目の状態に合わせて、最適なレンズをご提案させていただきます。
手術直後は、目が充血することがあります。また、眼がゴロゴロする、涙が出る、目がかすむ等の症状が出ることもありますが、これらの症状は、数日から1~2週間で治まります。手術後1~3ヶ月は、手術で起きた炎症を抑え、感染を防ぐために、医師の指示どおりに点眼薬を使用します。
手術の翌日からでも、疲れない程度に眼を使っても構いません。術後の見えかたで、色調の違和感やまぶしさを感じることがあります。色調の違和感は次第に慣れていきますが、まぶしさが続くようであれば、症状を緩和させるために色付きの眼鏡の使用をおすすめします。仕事への復帰は早い時期にできますが、患者さんの全身状態や仕事の種類等によって違ってくるので、ご相談ください。